コンクリート工学年次大会 2013(名古屋)

講演情報

第35回コンクリート工学講演会 » 補修・補強(材料,構造)

[L29] 補修・補強(材料)Ⅱ/補修・補強(構造)Ⅰ

2013年7月9日(火) 13:15 〜 15:15 第10会場 141・142号室 (名古屋国際会議場)

[座長(建築)]大塚 秀三、[座長(土木)]福手 勤

[L1277] 塗布後の養生方法が表面含浸材の改質効果に及ぼす影響の検討

染谷 望1,加藤 佳孝1 (1.東京理科大学)

キーワード:表面含浸材,中性化,真空吸水

本研究は,けい酸塩系表面含浸材の塗布後の養生方法が,コンクリート表層品質の改質効果に及ぼす影響に関して検討を行った。含浸材塗布後の養生方法は,水中養生14日,封緘養生後7日後に気中養生7日,気中養生14日の3種類とした。また,表面含浸材の改質効果を高めるため,飽和水酸化カルシウム水溶液を含浸材塗布後に塗布した。表面透気試験,中性化促進試験結果から,反応補助材を用いた場合において,コンクリート表層品質の改質効果が見られた。また,真空吸水試験結果から,含浸材は乾燥状態で浸透しやすいことが分かった。
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