コンクリート工学年次大会 2013(名古屋)

講演情報

第35回コンクリート工学講演会 » 非破壊検査・診断

[L23] 非破壊検査・診断Ⅱ

2013年7月9日(火) 13:15 〜 15:15 第8会場 131・132号室 (名古屋国際会議場)

[座長(建築)]松村 光太郎、[座長(土木)]渡辺 健

[L1289] RGB情報を利用したモルタル断面画像からの骨材抽出と構成相の空間分布特性に関する研究

横田 光一郎1,五十嵐 心一1 (1.金沢大学)

キーワード:画像解析,骨材抽出,空間分布,2点相関関数,材料分離

モルタル断面の等倍画像に対してRGB情報に基づく抽出法を適用し,骨材相を精度よく抽出するための手順について検討した。その結果,身近なスキャナーで容易に取得できる画像でも,RGB情報を利用した画像解析法を適用することにより,精度よく骨材相を抽出できることが示された。また,そのようにして抽出された骨材粒子の空間統計量から,骨材はランダムよりは凝集傾向を有した配置となることが示され,材料分離傾向も容易に定量的に評価できることが明らかとなった。
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