コンクリート工学年次大会 2013(名古屋)

講演情報

第35回コンクリート工学講演会 » 非破壊検査・診断

[L24] 非破壊検査・診断Ⅲ

2013年7月9日(火) 15:30 〜 17:30 第8会場 131・132号室 (名古屋国際会議場)

[座長(建築)]永山 勝、[座長(土木)]内田 慎哉

[L1301] 構造物への適用を想定した超音波法によるPCグラウトの充てん判定方法の提案

堀 慎一1,後藤 恵一1,渡辺 健1,谷村 幸裕1 (1.鉄道総合技術研究所)

キーワード:非破壊検査,超音波,PC桁,PCグラウト

PCグラウトの充てん状況を確認する非破壊検査の一つとして,超音波法がある。超音波法は,比較的短時間での測定が可能であることから,近年注目されている測定方法であるが,測定で得られた波形の分析方法などは,測定者の経験により決められることが多い。そこで,本研究では,超音波法によるPCグラウトの充てん状況調査の測定精度向上を目的として検討を行った。そして,波形の分析方法の違いにより充てん判定に用いる卓越周波数が異なり,判定結果に影響を与えることを明らかにした。また,判定結果に影響を与えるパラメータを削孔調査等により適切に設定することで,精度が向上することが確認された。
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