コンクリート工学年次大会 2013(名古屋)

講演情報

第35回コンクリート工学講演会 » 高強度コンクリート(構造)/柱

[L06] 柱Ⅱ

2013年7月9日(火) 15:30 〜 17:30 第2会場 212号室 (名古屋国際会議場)

[座長(建築)]加藤 大介、[座長(土木)]滝本 和志

[L2023] 鉄筋コンクリート造袖壁・腰壁付き柱の曲げ性状に関する実験的研究

加藤 周二1,壁谷澤 寿一2,壁谷澤 寿海1,細川 洋治1 (1.東京大学,2.国土交通省 国土技術政策研究所)

キーワード:袖壁付き柱,静的載荷実験,曲げ強度,曲げ終局変形,剛域

鉄筋コンクリート造袖壁付き柱4体の静的載荷実験を行い,腰壁・垂れ壁が袖壁付き柱の最大耐力や変形能力に与える影響を検討した。2体は腰壁・垂れ壁が取り付く試験体とし,2体は腰壁・垂れ壁の内法高さ部分の上下に剛な加力梁が取り付く試験体で,内法高さ部分に対して計算上のせん断余裕度が1.1程度になるような同じせん断スパン比の加力方法とした。曲げ終局強度に関して設計式や曲げ理論に基づく略算式等の妥当性を検証するとともに,腰壁・垂れ壁がコンクリート歪み分布や変形能力に与える影響を検討した。
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