コンクリート工学年次大会 2013(名古屋)

講演情報

第35回コンクリート工学講演会 » 柱/柱はり接合部

[L34] 柱Ⅲ/柱はり接合部Ⅰ

2013年7月10日(水) 09:00 〜 10:30 第2会場 212号室 (名古屋国際会議場)

[座長(建築)]木村 秀樹、[座長(土木)]谷村 幸裕

[L2037] 上下階で柱断面が異なるRCピロティ柱梁接合部における柱主筋および梁主筋の定着

花井 伸明1,市之瀬 敏勝2,勅使川原 正臣3,白川 敏夫1 (1.九州産業大学,2.名古屋工業大学,3.名古屋大学,4.九州産業大学)

キーワード:ピロティ,柱梁接合部,柱断面,定着長さ,L形接合部

本研究では,1階柱断面が上階柱断面より大きくなるピロティ柱梁接合部について,壁下の枠梁の曲げ強度と梁せい(1階柱主筋の定着長さ)をパラメータとして載荷実験を行い,筆者らによる既往の提案式を満たすことで接合部破壊が防止できるか否かについて検証した。また,1階柱が室外側に拡張する場合,梁の上端筋の定着破壊を防止しうる配筋ディティールについても検討を行った。その結果,枠梁の曲げ強度を適切に確保することで1階柱主筋の定着破壊を防止することができた。また,柱を室外側に拡張する場合は梁の上端筋を最上階L形柱梁接合部に準じて定着すべきである。
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