[L35] 柱はり接合部Ⅱ

[L2040] L字型RC柱梁接合部の破壊性状に及ぼす鉄筋曲げ内半径の影響に関する解析的研究

生田 浩一郎¹,長井 宏平¹,林 大輔²,吉武 謙二² (1.東京大学,2.東京大学,3.清水建設,4.清水建設)

キーワード：RBSM,L字型RC柱梁接合部,曲げ内半径,局所破壊

構造物中の鉄筋量増加によりRC柱梁接合部では過密配筋が発生しその解消が求められているが，RC柱梁接合部内の配筋が破壊性状に与える影響は明らかではない．本研究では，L字型RC柱梁接合部の配筋が破壊性状に与える影響を解明することを目的に，簡易な配筋状態において主鉄筋の曲げ内半径を変化させたモデルを三次元離散解析手法により解析し，実験との比較により検証した．結果，解析により得られた荷重，ひび割れ性状は実験のものと同様となり，鉄筋の曲げ内半径が小さい場合には曲げ部のコンクリートの圧壊により耐力が低下することを三次元離散解析により再現可能であることを示した．
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