コンクリート工学年次大会 2013(名古屋)

講演情報

第35回コンクリート工学講演会 » 柱/柱はり接合部

[L35] 柱はり接合部Ⅱ

2013年7月10日(水) 10:45 〜 12:15 第2会場 212号室 (名古屋国際会議場)

[座長(建築)]木村 秀樹、[座長(土木)]谷村 幸裕

[L2043] 梁側面が柱側面を越える偏心RC柱・梁接合部の3次元FEM解析

張 毅1,柏崎 隆志1,和泉 信之1,野口 博2 (1.千葉大学,2.工学院大学)

キーワード:鉄筋コンクリート,柱・梁接合部,偏心接合,耐震性能,有限要素法,3次元解析

梁側面が柱側面よりも外側に突出した偏心柱・梁接合部を有する架構の構造性能を把握するために,偏心率,接合部内配筋および梁主筋量を試験体の変動要因とし,実験を行われた。本研究では,その実験試験体を対象とし,3次元FEM解析のモデルを構築し,繰り返し載荷時の解析を行い,実験結果との比較により3次元FEM解析手法の妥当性を示した。解析結果から得られた,実験で見られない内部応力状況,ひび割れ進展状況などを考察し,柱・梁接合部耐力は,偏心することにより低下し,偏心量の増大と共に低下率も大きくなることを解析上から検証した。
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