コンクリート工学年次大会 2013(名古屋)

講演情報

第35回コンクリート工学講演会 » 疲労・衝撃

[L67] 疲労・衝撃Ⅱ

2013年7月11日(木) 10:45 〜 12:00 第3会場 221号室 (名古屋国際会議場)

[座長(建築)]甲斐 芳郎、[座長(土木)]藤掛 一典

[L2117] 車両衝突を受ける門型RC造骨組のファイバー要素解析

武田 雅弘1,牛渡 裕二2,小室 雅人1,岸 徳光3 (1.室蘭工業大学,2.構研エンジニアリング,3.室蘭工業大学,4.釧路工業高等専門学校)

キーワード:ファイバー要素,衝撃応答解析,RC 造骨組,車両衝突,耐衝撃設計

本研究では最も単純な構造形式である門型RC造骨組を対象に,柱のスパン中央部に車両衝突荷重が作用した場合を想定し,ファイバー要素を用いた衝撃応答解析を実施した。その結果,載荷点変位および曲げモーメントに関しては,ファイバー要素解析では10%程度の解析係数を考慮することにより,衝突速度や入力モデルにかかわらず十分に評価可能であることが明らかになった。これより,ファイバー要素を用いることによって,衝撃荷重下のRC構造物の動的応答特性を比較的簡易に評価可能であることを確認した。
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