[L2150] 連続地震動を受けるRC造架構の応答性状に関する実験的研究
キーワード:中低層RC建物,静的正負繰り返し載荷実験,オンライン実験,等価減衰定数,応答推定
曲げ型部材で構成される中低層RC建物を対象として,本震で損傷を生じた状態で余震を受ける建物の応答性状を実験的により明らかにし,筆者らが既往の研究で提案した余震時応答推定法の妥当性を検証することを目的として,静的正負繰り返し載荷実験,および連続的に地震動を入力したオンライン地震応答実験を実施し,応答推定法に関する検討を行った。その結果,同一レベルの地震動を入力した場合でも,入力前の損傷の有無やその程度に応じて最大応答変位が異なり,損傷が大きいほど最大応答変位も大きくなる傾向を確認し,既往の研究で提案された余震時応答推定法の妥当性を検討した。
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