[L2163] 構造物における鉄筋コンクリート基礎の滑り正弦波加振実験
キーワード:基礎,摩擦係数,動的実験,速度依存性
コンクリート基礎試験体に対して,正弦波を入力した加振実験を行い,摩擦係数についての検討を行った。実験因子は滑り面としており,滑り面がコンクリート同士,鋼板同士,鋼板間に潤滑剤として黒鉛粉末を挿入したものの計3体となっている。黒鉛粉末を挟んだ試験体は滑り面がコンクリートの試験体の平均摩擦係数である0.61から0.45まで低減することができた。3体の試験体に対し,滑り面での相対速度が高くなれば摩擦係数が減少する現象が見られた。また入力波の速度が大きくなると,摩擦係数が減少した。
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