コンクリート工学年次大会 2013(名古屋)

講演情報

第35回コンクリート工学講演会 » 合成・混合構造/プレキャストコンクリート

[L60] 合成・混合構造Ⅰ

2013年7月11日(木) 09:00 〜 10:30 第1会場 211号室 (名古屋国際会議場)

[座長(建築)]藤永 隆、[座長(土木)]古市 耕輔

[L2197] 梁端RCにエンドプレート定着を併用したSを埋め込んだ梁部材の接合部耐力に関する研究

藤井 貴之1,高木 仁之2,白石 一郎3 (1.山下設計,2.明治大学,3.日本工業大学)

キーワード:複合構造梁,応力伝達機構,有孔エンドプレート,てこ作用,FEM解析,曲げモーメント分担比

本論は梁端部を鉄筋コンクリート(以下, RCと略記), 中央部を鉄骨(以下, Sと略記)とし, 両者を直列的に接合した複合構造梁(以下, RC-S構法と略記)の構造性能を実験及びFEM解析によって確認した。実験パラメータはSとRCの接合部における有孔エンドプレート(以下, EPと略記)の有無, 厚さ, 配置である。実験及びFEM解析結果よりEPを配することが鉄骨埋め込み部(以下, 切り替え部と略記)に作用するせん断力を低減させることがわかった。本論では実験結果及びFEM解析結果を基に, RC-S構法にエンドプレート定着を併用することによる応力伝達機構の有効性及び切り替え部せん断耐力算定法の妥当性を確認した。

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