コンクリート工学年次大会 2013(名古屋)

講演情報

第35回コンクリート工学講演会 » 補修・補強(材料,構造)

[L30] 補修・補強(構造)Ⅱ

2013年7月9日(火) 15:30 〜 17:30 第10会場 141・142号室 (名古屋国際会議場)

[座長(建築)]塩屋 晋一、[座長(土木)]栗橋 祐介

[L2234] 接着系あと施工アンカーの予測引張破壊荷重に関する実験的研究

大和 征良1,山本 泰稔2,近藤 龍哉3 (1.日本ヒルティ,2.芝浦工業大学名誉教授,3.工学院大学)

キーワード:接着系あと施工アンカー,単体,群体,予測引張破壊荷重,終局引張耐力,設計引張耐力

異形鉄筋D19をアンカー筋とする接着系注入方式あと施工アンカーの単体と群体の引張破壊実験を行った。既往の文献1)より破壊モードごとに分類し,日本建築防災協会の耐震改修設計指針接着系あと施工アンカーの設計引張強度(引張耐力)算定式を基本に,予測引張破壊荷重について算定式を提案し,破壊モードを含めた実験値との比較検討を行った。コンクリート実強度,鋼材破断実強度及び実験付着強度を用いてコンクリートコーン状破壊で決まる算定式に調整係数α1を乗じることで,予測引張破壊荷重値と実験値及び各々の破壊モードを概ね評価することができることを実証した。
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