コンクリート工学年次大会 2013(名古屋)

講演情報

第35回コンクリート工学講演会 » 新材料・新工法(構造)

[L58] 新材料・新工法(構造)Ⅱ

2013年7月10日(水) 10:45 〜 12:00 第10会場 141・142号室 (名古屋国際会議場)

[座長(建築)]香取 慶一、[座長(土木)]森川 英典

[L2252] テーパー型定着体を用いた後施工アンカーの引抜き抵抗機構

平林 雅也1,小林 薫1,鈴木 雄大1 (1.東日本旅客鉄道)

キーワード:接着系後施工アンカー,先端定着,付着強度

あと施工アンカー工法は,コンクリート構造物の補強工事や付帯設備の取り付けなどで,多く用いられている。あと系後施工アンカーの高耐力化,信頼性向上を目的に,アンカー筋先端にテーパー型の先端定着体を設ける工法を考案した。テーパー型先端定着体のアンカーをFEM解析により表現することで,テーパー型先端定着体や充填材,母材コンクリートに生じる力学的挙動を把握し,実験により変位・荷重の関係と比較した。これにより,引抜き抵抗機構を明らかにした上で,テーパー型先端定着体の引抜き抵抗力の設計式を提案した。
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