コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 再生コンクリート/セメント

再生コンクリート/セメント

2014年7月11日(金) 13:30 〜 15:15 第7会場 (第3リハーサル室)

[1283] フライアッシュを添加した再生骨材コンクリートの圧縮破壊特性に関する実験的研究

座長(土木):谷村充
座長(建築):笠井浩
講演者:中畔大夢, 伊藤始, 谷拓郎, 鈴木祥太
(富山県立大学)

キーワード:compressive strength, fly ash, local strain, recycled aggregate, フライアッシュ, 再生骨材, 圧縮強度, 局所ひずみ, 破壊領域

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*大会会期中のみ閲覧可能です。
老朽化したコンクリート構造物の解体の際に,多くのコンクリート塊が発生することが予想され,その利用拡大が必要である。そのコンクリート塊をコンクリート用再生骨材に利用するためには,磨砕等を施す必要があるが,エネルギー面や微粉発生の課題がある。その課題を解決するために,フライアッシュを添加した再生骨材コンクリートに着目し,圧縮強度試験と圧縮破壊実験を行い,圧縮破壊特性を検討した。その結果,再生骨材コンクリートにおいても,フライアッシュ添加による強度増進効果が確認された。また,再生骨材コンクリートの破壊領域について,フライアッシュを添加することで破壊領域の局所化を抑制できる可能性が確認された。