Admixture I

[1018] Experimental Study on Pozzolanic Reaction and Pore Structure of Hardened Cement Paste using Fly Ash

Satoru HONDA¹, Kazuya KOGA¹ (1.福岡大学)

Keywords:Compressive Strength, Curing Temperature, Fly Ash, Pore Structure, Pozzolanic Reaction, フライアッシュ, ポゾラン反応, 圧縮強度, 細孔構造, 養生温度

フライアッシュを使用したセメント硬化体のポゾラン反応および細孔構造がモルタルの圧縮強度に及ぼす影響について検討した。その結果，ポゾラン反応量の収束値はフライアッシュ置換率40％以上ではほぼ一定となるが，水結合材比の増大に伴い増大傾向を示した。また，ポゾラン反応は養生温度の上昇に伴い活性化するため，高温環境下では50nm以上の粗大な細孔空隙がフライアッシュを置換した場合は全般に少なくなり，緻密な組織が形成される。このポゾラン反応の活性化が高温環境下で長期材齢での圧縮強度の増大に寄与する一要因であることが考えられる。