[1052] Evaluation of Bending Toughness of Basalt Fiber Reinforced Concrete Using Core Specimens
Keywords:basalt fiber, Bending toughness, Bending toughness coefficient, Core specimen, Prism specimen, 曲げタフネス, 曲げ靱性係数, コア供試体, 角柱供試体, バサルト短繊維
本報告は,バサルト短繊維を使用した短繊維補強コンクリートを対象に柱試験体からコア供試体を採取し,3等分曲げ強度試験を実施し,曲げ靱性係数を評価した。この結果,コア供試体を用いた曲げタフネス試験の荷重-変位曲線は,従来の角柱供試体と比較して,ひび割れ発生後に荷重が大きく増加する傾向にあり,断面形状の違いが繊維補強の効果に影響していることがわかった。また,供試体の破壊モードは曲げ破壊とせん断破壊が発生し、曲げ破壊で曲げ靱性係数を評価した場合は、実際より小さくなり安全側に評価していると考えられる。