[1064] Research on the fracture behavior of mortar specimens of 30N/mm2 and 100N/mm2 with different h/d ratios under compressive stress
Keywords:Compressive strength level, Height to diameter ratio, Mortar specimen, Particle Tracking Velocimetry, Surface strain, X-ray computed tomography, X線CT, みかけのひずみ, モルタル供試体, 圧縮強度水準, 粒子追跡流速測定法, 高さ直径比
目標圧縮強度を30N/mm2および100N/mm2とし,高さ直径比(h/d)を1.0および2.0とした直径50mmのモルタルの円柱供試体を作製し,圧縮強度試験中に,みかけの横方向ひずみの分布状況の推移とX線CT装置により供試体内部の変形状況を測定した。30N/mm2および100N/mm2ともにh/dの違いが圧縮強度に及ぼす影響はみられなかった。30N/mm2でh/d=2.0を除くと,みかけの横ひずみから観察されたのは,載荷面付近での破壊であった。X線CTによる結果から,30N/mm²では供試体の高さ中央部で外へ広がろうとする変形がh/dによらず同じであること,30N/mm²と100N/mm²の供試体では破壊に至る状況が異なる様子が認められた。