[1068] Drying shrinkage prediction of concrete members under general environment including rainfall
Keywords:apparent relative humidity, drying shrinkage prediction equation, moisture transport, rainfall, shrinkage strain analysis, solar radiation, 乾燥収縮予測式, 収縮ひずみ解析, 日射, 水分移動, 見かけの相対湿度, 降雨
設計用乾燥収縮予測式に温湿度の変動や日射・降雨の影響を反映する方法を提案するため,暴露環境条件・気象データ・乾燥面の数を種々変化させて水分移動に基づいた収縮ひずみ解析を実施し,乾燥収縮予測式による算定結果と比較・検討した。実環境下の収縮ひずみは20℃,60 % RHの恒温恒湿環境下の収縮ひずみより小さいこと,日射・降雨を直接受けずに温湿度の変動のみの影響を受ける場合の収縮ひずみは,暴露環境の年平均相対湿度を乾燥収縮予測式に入力して算定できること,日射・降雨を受ける屋外環境下の収縮ひずみは乾燥収縮予測式に85 ~ 90 % RHの見かけの相対湿度を入力することで算定できることを示した。