Fire resistance I

[1163] Chloride-induced Steel Corrosion in High strength Concrete Subjected to Heating up to 300 ºC

Hinako ROPPONGI¹, Mitsuo OZAWA¹, Kenta TETSURA¹, Yusuke SUGINO² (1.群馬大学 2.太平洋マテリアル)

Keywords:corrosion loss of lebar, fire-damage, high strength concrete, permeability, silicate-based surface penetrants, けい酸塩系表面含浸材, 火害, 物質侵入抵抗性, 鉄筋腐食量, 高強度コンクリート

本研究では，高強度コンクリートおよびPP繊維を混入した高強度コンクリートを対象として，火害後の含浸材による補修効果を検討した。すなわち，加熱後のコンクリートに含浸材を塗布し，塩水に浸漬した。その後，塩水浸せき後の供試体の塩化物イオン濃度により物質侵入抵抗性の評価を行った。加えて，塩水浸せき後に一年間屋外暴露を実施した供試体の鉄筋腐食量を確認した。その結果，含浸材無塗布と比較して含浸材塗布量を多くすることで塩化物イオン量と鉄筋腐食量の抑制効果がみられた。