[1169] Analysis of fire spalling of high strength concrete considered thermal stress and vapor pressure
Keywords:high-strength-concrete, spalling, FEM analysis, spalling model, steel ring, tensile strain failure, vapor prerssure, 高強度コンクリート, 爆裂, 熱応力解析, 剥離モデル, 拘束リング, 引張ひずみ破壊, 水蒸気圧
本研究では,リング拘束供試体の加熱試験を対象として軸対象モデルを用いた2次元FEMによる爆裂解析を実施した。すなわち,熱応力説は引張ひずみ破壊を考慮し,水蒸気圧説は飽和水蒸気圧(SVP)の限界水蒸気圧値を組み込んだ。加えて,加熱に伴う水分移動と潜熱の影響を考慮して比熱の変化で組み込んだ。その結果,リング拘束試験における爆裂深さの経時変化を解析で評価できる可能性があることが示唆された。