コンクリート工学年次大会2018(神戸)

講演情報

第40回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » フレッシュコンクリート/高流動コンクリート

フレッシュコンクリートⅠ

2018年7月5日(木) 09:30 〜 12:00 第2会場 (9F EX1-B)

座長:桜井邦昭(土木), 斉藤丈士(建築)

[1181] 材料分離の評価を対象とした配合推定方法の提案

西村和朗1, 加藤佳孝1 (1.東京理科大学)

キーワード:estimating mix-proportions, segregation, vibration, breeding, 配合推定, 材料分離, 締固め, ブリーディング

振動締固めおよびブリーディングによって生じる材料分離をそれぞれ定量的に評価するため,コンクリートを構成する全ての材料の単位量の変化を推定する方法を提案した。その結果,練り上がったコンクリートに対して,本手法を適用することで,いずれの構成材料の単位量も±10%以内の精度で推定できることが確認できた。提案手法を,高さ400mmの1層打ちコンクリートに対して適用した。その結果,振動締固め直後と締固め90分後の単位水量および単位粗骨材量の変動割合は概ね同等となった。