コンクリート工学年次大会2018(神戸)

講演情報

第40回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » フレッシュコンクリート/高流動コンクリート

フレッシュコンクリートⅡ/高流動コンクリート

2018年7月5日(木) 13:00 〜 15:45 第2会場 (9F EX1-B)

座長:浦野真次(土木), 三島直生(建築)

[1186] 細骨材の表面水率自動測定装置の測定精度向上と社内標準化

福岡康弘1, 新居宏美2, 古田満広2, 橋本親典3 (1.讃和生コンクリート 2.香川県生コンクリート工業組合 3.徳島大学)

キーワード:Surface moisture of aggregate, Apparatus for automatically measurement, Calibration curve, Creating a manual for standardizing, Improvement of productivity, Improvement of labor circumstances, 骨材の表面水率, 表面水率自動測定装置, 検量線, 社内標準化, 生産性向上, 労働環境改善

生コンは使用材料を質量で計量し一定時間練混ぜ,製品化するのが基本である。すべての材料を配合設計どおりに計量することができればよいが,骨材に水分が付着しているため,その補正が必要になる。特に細骨材には通常数%から10%の表面水が付着している。そのため,1日に複数回の測定を行うが,変動が大きいと測定回数も多くなる。そこで,表面水率自動測定装置の精度を検証し実用化に向けて検討した。その結果,JIS A 11111)による測定値に対し±0.7%の範囲で測定できることが確認できた。また,これまでのデータおよび製造に関する社内規定を整理することにより社内標準化を実現することができた。