コンクリート工学年次大会2018(神戸)

講演情報

第40回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » ジオポリマー/新材料・新工法(材料)/施工

新材料・新工法(材料)Ⅱ/施工Ⅰ

2018年7月4日(水) 15:30 〜 17:45 第5会場 (9F CON1)

座長:竹田宣典(土木), 大久保孝昭(建築)

[1204] インバートコンクリートの拘束により発生する覆工コンクリートの外部拘束ひび割れに対する対策とその効果確認

杉浦規之1, 中村康祐1, 白岩誠史1, 河上伸一2 (1.安藤・間 2.国土交通省 東北地方整備局)

キーワード:outer restriction, invert concrete, lining concrete, pipe cooling, strain measurement, 外部拘束, インバートコンクリート, 覆工コンクリート, パイプクーリング, ひずみ計測

国道106号箱石地区道路工事において,インバートコンクリートの拘束により覆工コンクリート側壁に発生する外部拘束ひび割れ対策として,"部分パイプクーリング工法"を適用し,ひび割れの発生を防止した。本報告では,部分パイプクーリングの実施状況を報告するとともに,覆工内部の温度およびひずみを1年間計測し,冷却部と未冷却部の温度およびひずみの計測により,部分パイプクーリングのひび割れ抑制メカニズムを把握し,また,冬期打設したスパンにおいても,秋から冬期への外気温の急激な変化により,ひび割れの発生確率が高くなることが実測できた。