コンクリート工学年次大会2018(神戸)

講演情報

第40回コンクリート工学講演会

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特殊コンクリート/エコ・緑化コンクリート

2018年7月5日(木) 13:00 〜 15:45 第5会場 (9F CON1)

座長:片平博(土木), 河辺伸二(建築)

[1220] ポーラスコンクリートの各種性状に及ぼす運搬時間の影響に関する基礎的研究

藤木諒将1, 森下拓海1, 中川武志2, 畑中重光1 (1.三重大学 2.ファイナルマーケット)

キーワード:Compressive strength, Fresh properties, Hot weather condition, porous concrete or pervious concrete, Transportation time, フレッシュ性状, ポーラスコンクリート, 圧縮強度, 暑中期条件, 運搬時間

本報では,混練後のフレッシュポーラスコンクリートを撹拌しつつ現場へ運搬する場合を想定した低速回転のミキサにより,フレッシュ性状および圧縮強度に及ぼす低速撹拌時間の影響を検討した。これに加えて,外気温の条件が及ぼす影響に関しても検討を行った。その結果,目標空隙率25%程度のポーラスコンクリートにおいては,水セメント比によらず低速撹拌時間の経過に伴い圧縮強度が低下傾向を示すこと,通常期(20℃)条件においては圧縮強度比の低下は比較的緩やかであること,目標空隙率15%程度においては低速撹拌時間の経過による圧縮強度への影響がほぼ見られないことなどが明らかとなった。