コンクリート工学年次大会2018(神戸)

講演情報

第40回コンクリート工学講演会

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舗装・ダム/再生コンクリート/サステイナビリティ(環境側面)/リサイクル

2018年7月5日(木) 13:00 〜 15:45 第8会場 (9F EX4-A)

座長:綾野克紀(土木), 濱崎仁(建築)

[1226] 東京都圏における再生骨材コンクリートの状況から見た改質再生骨材の有効性

松田信広1, 伊代田岳史2 (1.東京テクノ 2.芝浦工業大学)

キーワード:low quality recycled aggregate, modification, recycled aggregate, recycled aggregate concrete, 再生骨材, 再生骨材コンクリート, 改質, 低品質再生骨材

東京都圏における再生骨材コンクリートの現状と将来的な必要性について検討し,改質再生骨材の有効性について確認を行った。その結果,解体コンクリート塊の発生量は年々増加し,2050年では2015年と比較して1.5倍程度増加することが予測された。将来的には解体コンクリート塊の発生量が路盤材の需要を上回り,再生骨材コンクリートの需要を促進させる方策の検討が必要である。改質再生骨材は,品質グレードをクラスアップできる可能性があり,低エネルギー・低コストで製造することができる。再生骨材コンクリートに使用した場合,乾燥収縮や凍結融解に対する抵抗性が向上し,適用範囲を拡大できる可能性がある。