コンクリート工学年次大会2018(神戸)

講演情報

第40回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 補修・補強(材料)/自然治癒・自己治癒

補修・補強(材料)Ⅰ

2018年7月4日(水) 10:00 〜 12:00 第3会場 (9F EX3-A)

座長:杉山隆文(土木), 中島良光(建築)

[1246] 断面修復したコンクリート角柱供試体の圧縮特性に及ぼす断面修復材の圧縮強度,付着状況および修復形状の影響

時利偉1, 三島直生2, 畑中重光2 (1.コンステック 2.三重大学)

キーワード:Section repair, concrete, initial defect, prism specimen, compressive strength, adhesion situation, restoration shape, elastic modulus, 断面修復, コンクリート, 初期欠陥, 角柱供試体, 圧縮強度, 付着状況

要旨:本報では,断面修復されたコンクリートの力学的な挙動を把握するための研究の一環として,柱脚の圧縮縁付近のコンクリート部分を想定した小型のコンクリート供試体を対象とし,圧縮強度の異なる断面修復材を用いて断面修復したコンクリート供試体の圧縮特性に関する実験を試みた。その結果, 欠損形状を四角形とすることで,補修モルタルの圧縮強度および弾性係数が母材コンクリートと同等以上であれば,補修界面における付着力に関係無く,欠陥の無い母材コンクリートの圧縮強度を維持することが可能となることが明らかになった。