[1280] Crack monitoring from a distance by laser beam device
Keywords:crack, Image processing, Laser beam device, Crack scale, Bridge Maintenance Management, ひび割れ, 画像処理, レーザ光計測, クラックゲージ, 橋梁検査
橋梁などの社会インフラの供用年数の増加に伴い,老朽化したコンクリート構造物の維持管理技術が課題となっている。橋梁のような対象の場合,人が直接ひび割れ点検を行うには,非効率かつ危険度が高いため,遠方から非接触で高精度にひび割れ計測する手法が必要となる。本稿では,デジタルカメラとレーザポインタを搭載した計測システムを開発し,ひび割れが発生している橋梁床版を約6m離れた下方の位置から撮影し,画像処理によりひび割れ幅計測を行う手法について述べる。実構造物の橋梁の床版に対して,提案システムを適用し,0.2mm未満の幅(最少0.1mmの幅)のひび割れを計測できることを確認した。