[2065] Experimental Study on Long-term Behavior of Reinforced Concrete Slabs Restrained from Exterior During Drying Shrinkage
Keywords:drying shrinkage, external restraint, long-term behavior, long-term deflection, natural frequency, reinforced concrete slab, スラブ, 乾燥収縮, 固有振動数, 外部拘束, 長期たわみ, 長期挙動
鉄筋コンクリート造スラブを鋼材により軸方向拘束し,乾燥収縮により生じる引張力の影響を調べた。試験体は,一方向スラブ4体で,拘束の有無(拘束率0.75),一体打ちとHPCaスラブとの違いを要因とした。材令1047日までの長期載荷実験により,拘束スラブは短期剛性が0.5~0.2に低下し,長期たわみは弾性たわみの約17倍に達した。拘束のないスラブの剛性はほぼ1.0で長期たわみのそれは約9倍であった。HPCaスラブは一体打ちスラブよりやや性能低下が小さかった。拘束により,主筋降伏が生じ,ひび割れも0.6mm~0.85mmに達し,乾燥収縮の影響が著しく,設計に配慮が必要と考えられる。