[2143] 実大RC造架構の地震時部材損傷量簡易推定手法に関する研究
キーワード:Damage Estimation, Damage Evaluation, R/C Structure, RC造, 損傷量推定, 損傷量評価
動的載荷を受ける梁部材実験におけるひび割れ長さ,ひび割れ間隔の計測結果を分析し,ひび割れ進展を簡易に評価する部材変形法に,ひずみ速度の影響,及び,ひずみ分布の影響を考慮した損傷量推定手法を提案した。また,2010年に実施された4階建て鉄筋コンクリート造建築物大型振動台実験で計測された損傷量データを利用し,提案手法による部材のひび割れ長さ進展過程について分析し,新手法の妥当性について検討を行った。