合成・混合構造Ⅰ

[2180] 梁が偏芯した柱RC・梁S造柱梁接合部の解析的研究

内田和弘¹, 花井伸明¹, 白川敏夫¹ (1.九州産業大学)

キーワード：beam-column joints, braced frame, eccentric steel, FEM analysis, structure with reinforced concrete columns and steel beams, ブレース架構, 有限要素解析, 柱RC・梁S造, 柱梁接合部, 梁偏芯

バンドプレート及び囲み板により補強された柱RC・梁Sの偏芯接合部を有する試験体と偏芯接合部のない試験体を対象に3次元非線形有限要素法解析を行い，偏芯の有無の違いを解析的に検討した。界面要素（Coulomb-Frictionモデル）を考慮した解析結果は実験結果と良い対応が見られた。解析結果は実験と同様，偏芯についての違いは見られなかった。柱RC・梁Sブレース架構モデルに，偏芯接合部を適用した場合の解析を行った。梁幅の半分程度の偏芯の場合，層せん断力－層間変形角関係の剛性や耐力に大きな違いが見られなかった。