コンクリート工学年次大会2018(神戸)

講演情報

第40回コンクリート工学講演会

B.構造・設計 » 既存構造物の調査

既存構造物の調査

2018年7月6日(金) 13:00 〜 15:15 第7会場 (9F EX4-C)

座長:岡﨑慎一郎(土木), 塩屋晋一(建築)

[2221] 既設表面保護工の健全性と水の影響に関する実橋調査

宮本祐輔1, 吉田幸司1, 仲佐俊之2, 小池豊久2 (1.東海旅客鉄道 2.ジェイアール東海コンサルタンツ)

キーワード:coating, neutralization, surface protection, water, 表面保護工, 表面被覆工, 塗膜, 中性化, 水

東海道新幹線のコンクリート高架橋 200 セットを対象に,1999 年より施工している既設表面保護工(塗装系)の健全性と効果について実橋調査を行った。その結果,既設表面保護工は概ね健全な状態であり,中性化防止効果が発揮されていることを確認した。また,水による鉄筋腐食への影響程度を調査した結果,水によってコンクリートの含水率は高くなるもの,著しい劣化は生じていないことを確認した。