[1004] Investigation on applicability of granulated carbonated aggregate to cementitious materials
Keywords:造粒、炭酸化、軽量骨材、CO2、CO2固定量、木質バイオマス焼却灰、granulation、Carbonation、lightweight aggregate、CO2 absorption、biomass ash
木質バイオマス焼却灰にCO2を固定させつつ,造粒固化させた造粒炭酸化細骨材および粗骨材のコンクリートへの適用性を評価することを目的に,軽量骨材の規格に準拠して物理化学特性を評価した。その結果,物理特性としては軽量骨材の規格を満足するが,強熱減量や硫黄分,塩化物などの化学特性は規格を満足しないことを確認した。また,強制的な炭酸化養生によってCO2を大量に固定したセメント系材料に造粒炭酸化骨材を用いることで,CO2固定量を増大させつつ,歩道用インターロッキングブロックの規格を満足する製品を製造可能であることを確認した。