[1006] Direct tensile strength experiment for micro aggregate specimen focusing on grain-scale cracking behavior
Keywords:骨材、鉱物、砂岩、画像相関法、引張強度、ヤング率、aggregate、mineral、sandstone、digital image correlation、tensile strength、young's modulus
この研究ではクラックを取り除いた骨材の薄片を用いて,鉱物関係に着目しながら直接引張試験時の骨材内部の挙動について画像相関法を用いて明らかにする手法を示した。具体的な手法として直接引張試験を実施しながら偏光顕微鏡を用いて写真撮影し,画像相関法を用いてひずみ分布を得ることで,鉱物粒子の周囲にひずみが発展する様子を確認した。試験体の破壊断面には鉱物粒子が含まれておらず,鉱物の接着部分が破壊していたが,ひずみ分布図から鉱物粒子がひずみを負担したのち鉱物粒子の接着部分が破壊を始めると接着部分にひずみが集中し離れていく様子が確認できた。また砂岩の引張強度,ヤング率を取得した。