[1011] Evaluation of spatial distribution of capillary pores in mortar mixed with expansive admixture
Keywords:capillary pores、2点相関関数、反射電子像、膨張材、粗大毛細管空隙、two-point probability functions、backscattered electron images、expansive admixture
2種類の膨張材を混入したモルタルの反射電子像に2点相関関数および2点間経路相関関数適用することでセメントペースト中の粗大毛細管空隙の空間構造と膨張特性との関係性について比較検討した。供試体の拘束の有無により粗大毛細管空隙の空間分布や連続性に相違が生じていることを示した。また,膨張材の種類によりその膨張特性も異なり,粗大毛細管空隙の空間構造も異なる。養生温度が高くなるにつれ膨張率は上昇しているものの,必ずしも粗大毛細管空隙の比表面積を増大させることはなく養生温度によって膨張特性は異なることが確認された。