[1058] Consideration of Compression Failure Mechanism Based on AE Method for Optimal Timing of Re-Vibration Compaction
Keywords:圧縮破壊メカニズム、再振動締固め、コンクリート抵抗値、物質移動抵抗性、AE法、compression failure mechanism、re-vibration compaction、concrete resistance、mass transfer resistance、AE method
再振動締固めはコンクリートの品質向上に有用であり,遅い時期に再振動することが望ましいと報告されている。しかし圧縮破壊メカニズムについて詳細に検討されていない。そこでアコースティック・エミッション(AE)法を用いて,再振動締固め時期の異なるコンクリートの圧縮破壊メカニズムを考察した。その結果,本研究の範囲ではコンクリート抵抗値18×10-3 N/mm2程度となる時期に再振動を加えることが適していることがわかった。また,AEパラメータ解析では,再振動時期を遅らせた場合,粗骨材界面が改善されるが,モルタル部の緻密性は低下することが示唆され,物質移動抵抗性でもその影響が確認できた。