[1062] Experimental Study on Effects of Reuse of Various Plywood for Concrete Forms on Quality Variations of Concrete and Plywood
Keywords:コンクリート型枠用合板、転用、針葉樹合板、仕上がり状態、表層品質、品質変化、plywood for concrete forms、reuse、conifer plywood、finish conditions、surface qualitys、quality variations
本研究は,ラワンおよび針葉樹を用いたコンクリート型枠用合板の転用が,コンクリート表面の仕上がり状態および表層品質ならびに型枠用合板の品質変化に及ぼす影響を明らかにするために,表面気泡面積率,明度,明度の標準偏差,光沢度,引っかき傷幅,透気係数,透水量,曲げ性状,ノロの付着量および単板同士の接着の程度に着目し,検討を行った。その結果,コンクリート表面の仕上がり状態および表層品質は,ラワン合板および針葉樹合板のいずれも概ね同様の傾向を示した。また,型枠用合板の品質変化は,ラワン合板および針葉樹合板のいずれも転用回数に関わらず,JAS基準値を満たす結果となった。