[1126] Investigation of mixture suitable for automatic construction of lining concrete based on compaction energy
Keywords:覆工コンクリート、締固め、型枠バイブレータ、締固めエネルギー、自動化施工、lining concrete、compaction、formwork vibrator、compaction energy、automated construction
山岳トンネル工事における覆工コンクリート施工では,狭隘な作業空間内でのコンクリート施工となり,作業従事者への負担が大きい。この課題に対して,型枠バイブレータのみでコンクリートを締固めることで省力化・省人化が期待される。本稿では,型枠バイブレータのみの振動締固めにより密実な充填を可能とすることを目的に,締固めエネルギーを用いたコンクリートの配合選定手法の提案,および配合選定時のデータから適切な締固め程度を決定した。その結果,締固めエネルギーの観点から配合を選定することで,型枠バイブレータのみでの覆工コンクリート施工の可能性が示唆された。