[1220] Research on microbial detection in neutralized concrete with different pore structures and surface water repellency
Keywords:water repellency、中性化、微生物、DNA抽出、撥水性、neutralization、microbiome、DNA extraction
疎水性・親水性塗料を塗布および無塗布のコンクリート試験体に対して促進中性化試験を実施し,流水,噴霧の二種類の方法によって定期的に給水した。表層の撥水性および給水方法が中性化進行に及ぼす影響は小さく,脱型材齢の違いによる影響が支配的であった。促進試験後に試験体表層および内部から微生物サンプルを取得した。表層サンプルのDNA濃度は無塗布試験体において給水方法に影響を受ける傾向が顕著である一方,内部サンプルから抽出されるDNA濃度は表層の撥水性の有無により異なる傾向がみられた。外的要因およびコンクリートの材料特性がコンクリートにおける微生物の生息状況に影響していることが示唆された。