[1257] Performance Evaluation of Anti-Spalling Method Using Basalt Nets Under Severe Construction Conditions Using Actual Structures
Keywords:バサルト、剥落防止、アクリル樹脂、紫外線、母材破壊、簡易補修、Basalt、Anti-spalling、acrylic resin、ultra-violet rays、Breakage of base material、Simple Repair
道路法に基づく点検が実施され,健全度Ⅲ以下と判定後,未補修の橋梁の存在や,地方自治体以外の管理者による橋梁,管理者不明橋の存在など,橋梁の維持管理形態に課題が見られている。一方,地方自治体においても,今後税収の減少により,長寿命化修繕計画どおりの維持管理を実施ができない可能性が考えられる。本研究では耐久性および施工性に優れ,安価な補修工法の開発を目的として,紫外線劣化のないバサルト繊維シートを使用し,実施工を想定した条件を設定し試験を行った。建研式接着試験機を用いて,付着性能を検証した結果,ほとんどの条件において規格値を上回る結果が確認された。