[1281] Fundamental study on carbonation in simulated slude with CO₂ micro bubble water
Keywords:模擬スラッジ水、simulated slugde water、炭酸化、熱分析、x線回折、co2バブリング水、carbonation、tg-dta、x-ray diffraction、co2 micro bubble water
2020年に宣言された「2050年カーボンニュートラル」達成に伴うCO₂排出量削減のため,建設部門ではCO2を吸収固定させたコンクリート材料の開発を目指している。本研究では,生コンクリート工場から排出されるスラッジ水に着目し,模擬スラッジ水中のカルシウムイオン,水和生成物および未水和セメントにCO₂を効果的に固定する方法に関する基礎的な検討を実施した。その結果,模擬スラッジ水でCO₂を効果的に固定できるセメントの接水時間およびCO₂バブリング水の供給時間が示され,CO₂バブリング水の供給をした場合,接水時間に関わらず固形分質量の25%前後のCO₂が固定できることを確認した。