Structural Health Monitoring/Damage Assessment

[2037] EVALUATION AND ANALYSIS OF CRACK WIDTH DISTRIBUTION CHARACTERISTICS OF REINFORCED CONCRETE MEMBERS USING DEEP LEARNING

Daisuke TSUKA¹, Hiroyuki CHIDA¹, Noriyuki TAKAHASHI¹ (1.東北大学)

Keywords:ひび割れ幅、壁部材、損傷量評価、深層学習、crack width、wall member、damage evaluation、deep learning

地震による建物の損傷補修費用の積算を目的として，ひび割れ幅とひび割れ長さの組み合わせ量を表す「ひび割れ幅分布特性」についての研究が進められている。特に，設計時に修復性能評価の一環として補修費用を評価する際には，通常の構造解析にも適用可能な損傷量推定モデルの一部としての「ひび割れ幅分布特性」を把握することが重要である。本研究では，鉄筋コンクリート部材の「ひび割れ幅分布特性」の分析にあたり，ひび割れ量が多くなる鉄筋コンクリート壁部材を対象に深層学習を用いた損傷検出を実施し，形態学的画像演算処理による損傷量計測アルゴリズムを用いてひび割れ幅分布特性を評価・分析した。