[2169] Investigation of the effectiveness of anti-erosion coating method based on the investigation of an excess sludge storage tank
Keywords:濃縮余剰汚泥貯留槽、防食被覆、硫酸腐食、EPMA、硫黄濃度分布、ビッカース硬さ、Excess Sludge storage tank、Anti-erosion coating、Sulfuric acid erosion、Sulfur concentration distribution、Vickers Hardness
下水道コンクリート構造物では,硫酸によるコンクリート腐食の対策として防食被覆工法が採用されているが,長期供用後の実構造物に対し行った調査・分析の報告は少ないのが現状である。本研究で行った調査から,防食被覆層が残っている部分では,コンクリートが露出している部分と比較しコンクリート内部の硫黄濃度は低く,表層部のビッカース硬度の低下は生じていないことが分かった。これらの調査・分析結果に基づき,防食被覆工法の有効性を検討した結果,供用開始から20年経過した実環境下においても防食被覆層は硫酸によるコンクリート腐食の抑制に寄与し続けていることを確認できた。