コンクリート工学年次大会2024(松山)

講演情報

第46回コンクリート工学講演会

A. 材料・施工 » 混和材料

混和材料3

2024年6月26日(水) 15:20 〜 17:20 第4会場 (第3・4会議室)

座長:小澤満津雄(土木),菅俣 匠(建築)

[1028] 早強ポルトランドセメントおよびフライアッシュを用いた高強度コンクリートの強度および収縮特性

須藤遥平1, 菅田紀之1, 齋藤隆明1, 松村音生1 (1.室蘭工業大学)

キーワード:高強度コンクリート、フライアッシュ、早強ポルトランドセメント、強度、自己収縮、乾燥収縮

早強ポルトランドセメントを用いた高強度コンクリートの強度および収縮特性に及ぼすフライアッシュの影響を明らかにするために,圧縮強度試験,収縮試験, X線回折試験,毛細管水試験を実施した。また,普通ポルトランドセメントのみを用いたものとの比較も行った。水結合材比は25%,フライアッシュの置換率は0%から30%まで変化させた。その結果,フライアッシュ置換率が高くなるほど強度および自己収縮は減少,乾燥収縮は増加すること,早強ポルトランドセメントを用いることで,材齢7日および28日強度は,普通ポルトランドセメントを用いたものと同程度以上,自己収縮は増加,乾燥収縮は低減することがわかった。