[1031] Experimental study on performance evaluation of concrete admixture using volcanic sediments in Hokkaido and southern Kyushu
Keywords:火山ガラス微粉末、粘土微粉末、混和材、粘土鉱物、伝導型熱量計、高温養生、活性度指数
北海道と南九州の4種類の火山性堆積物を用いて製造した火山ガラス微粉末について,集塵機で分別した微粒分(CF)が串良灰色シラス同様に風化傾向を示しているかを確かめるため,X線回折,熱重量分析,FTIR分析を行って,粘土鉱物の有無を調査して混和材としての品質を定性的に評価した。さらに簡易な資源選択指標として短期間で活性度指数を推定する促進試験を適用したところ,反応の促進が確認されたが積算発熱量と活性度指数の相関は見られなかったため,評価精度の向上は今後の課題となった。