[1033] Mortar using three types of volcanic glass powders with different specific surface areas fundamental research on the expression of strength by substitution rate
Keywords:火山ガラス微粉末、高強度、低炭素、普通強度、置換率、強度発現、シリカフューム
水結合材比(W/B)が30%と50%のモルタルについて,比表面積の相違する3種類(JIS A 6209のⅠ種,Ⅱ種高比表面積,Ⅱ種低比表面積に相当)の火山ガラス微粉末を用いて,置換率を10,30,50,70%とした場合の材齢7日と28日の圧縮強度を試験した。W/Bが30%の場合,JIS A 6209の火山ガラス微粉末の比表面積の規定を満たしても,同活性度指数の規定を満足しなかった。一方で,W/Bが50%の場合,Ⅰ種で置換率70%まで,Ⅱ種の高比表面積,低比表面積の両相当品で置換率30%までは,材齢28日おける活性度指数が90%以上となっており,圧縮強度発現性能からはセメント代替としての活用を検討できる。