コンクリート工学年次大会2024(松山)

講演情報

第46回コンクリート工学講演会

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施工2

2024年6月27日(木) 10:50 〜 12:15 第3会場 (第1・2会議室)

座長:森田浩史(土木),髙瀬裕也(建築)

[1077] 静電容量型加速度センサ搭載無線タグによる強制2軸ミキサのブレード周辺のコンクリートに発生する加速度の定量的評価

秋月淳之介1, 橋本親典1, 渡邉健1, 石丸啓輔1 (1.徳島大学)

キーワード:練混ぜ、強制2軸ミキサ、フレッシュコンクリート、無線タグ、加速度センサ、ブレード

練混ぜは,コンクリートを製造するうえで欠くべからざる重要な操作であるが,練混ぜの現象は複雑で解明が難しい。難しい理由の1つは,練混ぜ途中のコンクリートの物理的指標を計測することは不可能であったためである。著者らは,静電容量型加速度センサを搭載した複数の無線タグを用いて,加速度を同時多点計測するシステムを独自に開発した。強制2軸ミキサ内を流動するコンクリートに伝播する加速度計測に適用し,ブレード周辺のコンクリートの加速度計測を行った。その結果,無線タグは15rpmの回転速度において破損しなく加速度の計測が可能であった。ブレード周辺の加速度は軸の回転速度と一致した。