[1086] Mix proportion and construction with long-distance pumping of hot weather concrete over 35 degree C using workability retaining admixture.
Keywords:35℃を超える暑中コンクリート、別途添加型流動保持剤、長距離圧送、許容打重ね時間間隔、hot weather concreting over 35 degree C、workability retaining admixture of the type to be added later、long-distance pumping
別途添加型流動保持剤を用いたコンクリートを使用し,暑中期に長距離圧送を伴うケーソン上部工の施工を実施した。施工に先立ち,36 ℃とした室内での試し練りおよび実機実験によるコンクリート配合の検討を行い,場外運搬の時間を考慮した90分間スランプを保持できること,圧縮強度に影響がないことを確認した。実施工において,コンクリートの打込み温度が24~36.5 ℃の範囲であれば,別途添加型流動保持剤がコンクリートの圧縮強度および施工性に及ぼす影響は小さいことを確認した。また,長距離圧送によるコンクリートのスランプの低下量は平均で5.0 cm,温度上昇は平均で2.8 ℃であることを確認した。