コンクリート工学年次大会2024(松山)

講演情報

第46回コンクリート工学講演会

A. 材料・施工 » 耐久性一般

耐久性一般

2024年6月26日(水) 10:00 〜 12:00 第5会場 (多目的ルームA)

座長:佐川康貴(土木),道正泰弘(建築)

[1090] 打込み・締固めなどの施工要因がコンクリート構造物の表層品質に及ぼす影響に関するデータ分析

水野浩平1, 大橋雅恵1, 柳井修司1, 岩城一郎2 (1.鹿島建設 2.日本大学)

キーワード:表層品質、全量検査、打込み、締固め、推定圧縮強度、透気係数、データ

コンクリート構造物の表層品質を確保・向上するための対策として,締固め時間および締固め間隔を一定とした追加振動締固めを行う手法と,打重ね時間間隔を短縮する手法を導入し,これらが表層品質に及ぼす影響を分析した。その結果,締固め時間を一定とすることで,推定圧縮強度および透気係数のばらつきが抑制されることが確認された。また,コンクリートの性状や施工要因が複合的に影響するなかで,締固めが透気係数に及ぼす影響が比較的高いことが示された。