[1111] Proposal for accelerated corrosion test method based on round robin test
Keywords:塩害、鋼材腐食、端島、促進試験
長崎県端島で行われている共通試験をはじめとする暴露試験と同様な結果が迅速に得られるような,実験室における鉄筋腐食促進試験の提案と検討を行った。塩化物イオン量の異なる試験体を用意し,高温湿潤環境で40℃と60℃の温度2種類と乾湿繰り返し試験を行った。乾湿繰り返しでは腐食促進試験としては十分な腐食を確認でき,高温湿潤環境でも60℃ではある程度の腐食を確認できた。かぶりの違いを考慮した端島の共通試験のデータとの比較では,22週間の乾湿繰り返しで端島の共通試験の2~4年に相当する腐食を確認することができた。