コンクリート工学年次大会2024(松山)

講演情報

第46回コンクリート工学講演会

A. 材料・施工 » 骨材/耐火性

骨材/耐火性

2024年6月26日(水) 13:00 〜 15:00 第3会場 (第1・2会議室)

座長:佐川孝広(土木),小島正朗(建築)

[1141] プレストレスを導入した重量コンクリートの耐火性能に関する検討

藤澤竜1, 石田征男1, 石田高啓2, 遠藤啓一郎2 (1.太平洋セメント 2.首都高速道路)

キーワード:重量コンクリ―ト、電気炉酸化スラグ、プレストレス、耐火性、シールドセグメント

シールド工法を土被りが小さく,地下水位が高い現場に採用する場合には,浮き上がり現象を抑制するために,重量コンクリートによる重量負荷増大などの対策が有効と考えられる。本検討では,プレストレスを導入した重量コンクリート試験体による耐火試験を実施し,試験体の爆裂状況や耐火試験後のコンクリートおよび鉄筋の物理的性質について検討した。その結果,プレストレスを導入した重量コンクリートにおいても,ポリプロピレン繊維を一定量混入することで,十分な耐火性能を確保可能であることが確認された。