[1141] プレストレスを導入した重量コンクリートの耐火性能に関する検討
キーワード:重量コンクリ―ト、電気炉酸化スラグ、プレストレス、耐火性、シールドセグメント
シールド工法を土被りが小さく,地下水位が高い現場に採用する場合には,浮き上がり現象を抑制するために,重量コンクリートによる重量負荷増大などの対策が有効と考えられる。本検討では,プレストレスを導入した重量コンクリート試験体による耐火試験を実施し,試験体の爆裂状況や耐火試験後のコンクリートおよび鉄筋の物理的性質について検討した。その結果,プレストレスを導入した重量コンクリートにおいても,ポリプロピレン繊維を一定量混入することで,十分な耐火性能を確保可能であることが確認された。